ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落208 [2022-02-10]

208 Yet some individuals after finding this go astray. And there are millions of such. But when this happens more than one gap is made and sometimes these are almost impossible to fill as the human mind in many cases is lazy and seeks the highway of least resistance. Thus it creates many gaps through its span of life. And this majority never know true happiness, peace and contentment. And the indications are that they are off the beam of life which is of cosmic nature. For they are easily irritated, hard to satisfy, fault finding and display very poor sportsmanship. They constantly seek new friends which are not stable, but of the same nature.
208 それでも人によってはこれを見い出した後も、道に迷う者もいます。しかもこのような例は何百万もあるのです。しかし、これが起った後は、出来るすき間は一箇所に留まらず、時として埋めることがほとんど困難になってしまいます。何故なら人間の心は多くの場合、怠け者であり、最小限の抵抗という常道を求めるからです。このようにして心はその生涯を通じて数多くのすき間を造り出すのです。そしてこの多数派は真実の幸福や平和、満足を知ることはありません。そしてその兆候は彼等が宇宙的性質である生命の光線とは離れていることを示しています。何故なら、彼等は容易にイライラして、満ち足りることが無く、あら探しをし、とても貧しいスポーツマン精神を表わすからです。彼等は常に新しい友人を求めますが、それらは不安定であり、また同類の者達です。

【解説】 私達それぞれが人生の課題を抱えている一方で、その解決に向けたチャンスに対して、私達は往々にしてその活用を諮るどころかそれを無にしてせっかくのチャンスを見逃すことも多いものでしょう。 その全ては肝心の私達の心が怠惰であることに起因しています。 現実から目をそむけ、毎日の習慣的な暮らしの中でその改善の機械を自ら放棄しているのではないでしょうか。もしそのようなことが続くなら、私達の末路も知れたものになる筈です。 問題はこれらの日常の過ごし方の良否は他人には判別出来ない一方、自分自身では良く知る所であり、残された時間をどのように用いるかは各自に託された責任ということになります。 本項ではこれらの課題に対し、逃げて行こうとする場合、心が増長し、遂には人格までが低下すると警告しているのです。まさに毎日は怠惰な心との戦いと言えるのです。

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