ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落200 [2022-01-31]

200 The schooling of the mind is not an easy problem, but it is worth the effort even though it takes years to accomplish as it did for me. There is not a person on earth that does not receive impressions either from the earth, the inhabitants upon it or from other planets as well as the Cosmos. But there is a difference between the human and the cosmic impressions. For a mind is a mind whether on this planet or elsewhere and it has a tendency to confuse impressions and misapply them to suit the personal desire. Oftimes the mind permits the imaginary faculty to run away with it. The imagination is like a screen or a slate upon which the pictures are drawn and the human has a tendency to distort them.

200 心の訓練は容易な課題ではありませんが、それは私についてもそうであったように、達成に何年も要したとしても努力する価値があります。地球にいる人間で地球から、またその住人から、あるいは宇宙と同様に他の惑星から印象を受けてない人はいません。しかし、人間から来る印象と宇宙の印象とでは違いがあります。何故なら心というものはこの惑星上の場合も他の場所でも同様で、印象類を混乱させ、個人的な願望に合うように不正に使用する傾向があるからです。しばしば、心はその想像力にその印象といっしょになっての暴走を許します。人の想像力とはその上に絵が描かれるスクリーンや石板のようなもので、人間はそれらを歪める傾向があるのです。

【解説】 自らを訓練することの重要性は様々な先人が説いているところです。私達は各自、その道を一歩ずつ歩んでいる訳です。その行程は長い年月を要する訳で、時々に失敗を続けながら、次第に過ちを少なくして、各自の人生を謳歌して行くことが出来るということでしょう。 著者自身も長年、これら精進の道を歩んできたと述べられていますし、その体験を踏まえて自らの心の訓練の大切さを説いているのです。 もちろん、そのきっかけは宇宙的な印象を感受したことに始まりますが、注意すべきは、そのような貴重な印象も心自体がねじ曲げてしまい、自分の都合の良い姿に変えてしまうことです。先ずはありのままの印象をありがたく受け入れることに徹することであり、印象の送り主に感謝することでしょう。

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