ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落171 [2021-12-14]

171 We all must admit that as mentalists we know little about what is going on in our bodies. But we do know that a certain kind of knowledge is operating through the body that knows what to do when the mind does not. So the mind has been accepting this on blind faith as an established fact. Yet it is the duty and privilege of the mind to learn all that takes place within the form if it is ever to have a peaceful existence. And thus fulfill the purpose for which it was created and eliminate the conditions brought on by confusion and fear caused by uncertainties. Then the mind would not repeat mistakes as it does today.

171 私達は皆、心至上主義者の私達は自分の身体で何が起っているのかほとんど知らないでいることを認めなければなりません。しかし、私達は心が知らなくても身体を通して何を為すべきかを知っているある種の知識が作用していることは分っているのです。ですから、心はこのことを確立された事実として盲目的信仰の上に受け入れて来たのです。しかし、心が平安な存在であり続けたいのであれば、形有るものの中で起っているすべてを心が学ぶことが心の義務でもあり、また特権でもあるのです。そしてこのようにすることが、その形有るものが創造された目的を成就させ、不安状態による混乱や恐怖によってもたらされた状態を取り除くことになるのです。そうなれば、心は今日のように誤りを繰り返すことはなくなるでしょう。

【解説】 実に私達の身体細胞の動きには無駄がありません。そればかりか、自然界の諸々の営みでは過ちというものがないように思われます。秋から冬に向かう時、木々はその葉を落とし、動物達に冬越しの寝具を提供する一方、動物達が好んで食べた木の実は彼等の糞とともに排泄され、肥料とともに新天地でやがて芽を出すことになる訳です。 このような仕組みを誰が考え、誰がその教えを励行しているのか、自然観察をする中で、興味は尽きることはありません。 おそらく動植物はこれら大自然の生態系の活動リンクを迷うことなく実行し、所定の役割を果たしていることでしょう。それらの一端を学ぶこと、こうした中で私達人間が果たす役割について学ぶことの重要性を著者は説いているのです。

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