ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落166 [2021-12-07]

166 Protons in a form are very important for the creation of a messenger. The germ called E in science, or COLI flourishes in the intestinal tract of any form, and is referred to as ribson. As every form must feed on something, the food must be converted into protons and other needs. The whole procedure is chemical, and apparently according to science, the ribson acts as a universal translator.

166 メッセンジャーを造り出すのにその生物体の中の陽子が大変重要になります。科学でE或いはCOLIと呼ばれる細菌(訳者注:"Escherichia coli" 、略称"E.coli"と呼ばれている"大腸菌"のこと)はどのような生物体でも腸管に繁殖し、リボゾームに関連し言及されています。あらゆる生物体は何らかのものを食する必要があり、食物は陽子やその他の必要物に転換されなければなりません。すべての手順は化学的であり、科学によればそのリボゾームは普遍的な翻訳者として活動しているとされています。(訳者注:原文の"Protons(陽子)"は"Proteins(蛋白質)"の誤記の可能性もありますが、そのままの訳としています。なお、原文の"ribson"は"ribosome(リボゾーム)"の綴り誤記と解釈しています)


【解説】 リボゾームはメッセンジャーRNAの遺伝情報を読み取ってタンパク質を形成する反応を起こすとされています。また本文にあるように大腸菌ではそのような形質の物質が体内に詰まっているとでも表現した方が良いのかも知れません、 このような旺盛な増殖能力を持つ大腸菌は現代科学においても様々な有用物質を生産することすら行われているようです。 大腸菌が本来、私達動物の腸内で盛んに増殖し、腸内の残渣物を分解して呉れていることは、注目すべきでしょう。最近ではこれら腸内細菌の働きこそ、私達が健康を維持する上で大変重要な役割を担っているということが分かって来ました。自らの身体細胞のみならず、そこに共生する多くの微生物のお蔭で私達が生きているという訳です。

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