ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落161 [2021-11-30]


161 We know something about psychometry that permits a person to hold a ring or a watch belonging to another and give the owner a reading. These people have schooled themselves to accept impressions that come, without any feeling of doubt. And these impressions come in vibrations from the molecules that have had the experience.
161 私達はある人物に他の者に属する指輪や腕時計を握らせ、その持ち主にリーディングを与える精神測定(サイコメトリー)について幾分か知っています。これらのことが出来る人々は如何なる疑問の感じを持たずにやって来る印象類を受け入れるよう自分自身を訓練して来ました。そしてこれらの印象はその体験を持った分子から振動としてやって来るのです。



【解説】
物質に想念が記録されることは重要です。とりわけ争いや悲しみが続く地球においては、それらに由来して人々が発した想念があらゆる物質に染みついているからです。このような低次な環境は地球に棲む私達地球人が造り上げて来た結果であり、私達一人一人が向上しようとする中にあっては、障壁とも言える存在であるのです。
しかし、このようないわば逆境の中にあっても、精進の硬い意志を持ち、自らの途を切り開く者には、自ずと創造主の支援も与えられるものと思われます。しかし、同時に私達は自分自身に取り入れる想念を絶えず見張っていて常に適切なもののみを受け入れるよう、注意しなければなりません。
また、一方、心を寄せて来た指導者の想念に少しでも近づきたいと思う中で、指導者の遺品を大切にする気持が怒るのも当然のことでしょう。仏陀が亡くなってから仏舎利塔が各地で建立されたことや、クリスチャンがイエスの十字架を握りしめるのも、そうした心情に由来するものです。


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