ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落158 [2021-11-25]


158 We have the evidence that all matter that does lend itself, is in a constant state of existence. And is everlastingly being refined into a higher state of expression or service to all parts, fulfilling the Cosmic Purpose. We know this to be true for the earth made of matter has existed for billions of years and has gone through many changes. Yet human civilizations have come and gone. One continues under the will of a creator, while the other ends through the will of the mind. This does not mean that the matter of which man is made ends. Nor does it mean that the consciousness ends. But the ego mind has an end when it insists on acting independent of the Cosmic Intelligence. For the only things that continue on are Cosmic Consciousness and matter, through the process of constant action and newness.
158 私達には自らを貸し与えているすべての物質が常に変わらぬ生存状態にある証拠があります。そしてそれは宇宙的目的を成就する為、より高い表現状態やすべての部分に奉仕する中で、永続的に洗練されているのです。物質から出来た地球が何十億年も存在し、多くの変化を経て来たことにより、私達はこのことが真実であることを知っています。しかし、人類の文明はこの間、去来して来ました。ある文明は創造主の意志の下、続きましたが、他は心の意志を経た結果、終っています。このことは人間を作っている物質が終りになるということを意味するものではありません。また、その意識が終ることを意味するものでもないのです。エゴの心が宇宙的英知から独立して行動することを主張する時、終末を迎えるのです。何故なら、永続する唯一のものは永続的な活動と新鮮さの過程を通じた宇宙意識と物質であるからです。




【解説】
本文を読んで感じることは、1952年他惑星人社会がアダムスキー氏と公式に会見し、地球人に他惑星文明を知らしめた当時、世界は核爆弾開発競争の真っ只中でした。そして今日では”地球全体の気候変動”が大きな影響を及ぼす時代となっています。
これから先の地球の行く末は苛酷なものとなるのではないかと誰もが恐れていますが、それは文明全体の危機になるかも知れません。
これに対して今日ではもっぱら二酸化炭素排出の影響のみに焦点が当てられていますが、本当はそれ以外の様々な問題、例えば太陽系全体の変動や過去に放った放射性物質の影響等々が重なっているように思います。人々の放つ想念、怒りや恐怖その他、地上における争いも大きな原因となってる筈です。
そうした中、この惑星が果して存続できるかどうかは不明ですが、仮に亡びるとしても、個々の分子・原子には何ら影響は無く、宇宙の源泉に帰還し、再び新たな創造の役目を担うと本項は説いているように思います。


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