ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落157 [2021-11-24]


157 Do we not classify intelligence on a basis of an expression or manifestation? Isn't it true that we judge a man's intelligence by how well he expresses himself or how well he produces something or behaves? And if he does not come up to the standards of society he is called a moron. Doesn't this manifestation which appears to be more orderly in bringing forth results, baffle men representing intelligence? I would say that it does, and we will notice this more as we go on. It shows that there is an overall Cosmic Intelligence as well as Cosmic laws that governs all creation. And this intelligence does not need a form as it embodies itself in all forms for various purposes. And all manifestations through the gases and mineral kingdoms will themselves to this intelligence except man.
157 私達は知性を表現や創作を基礎に分類していないでしょうか。私達はその者が如何に上手に自らを表現するかとか、如何に上手に何かを造り上げるとか振舞うとかによって、その者の知性を査定しているということではないでしょうか。そしてもしその者が社会の標準に達していない場合、その者はまぬけと呼ばれます。そういう意味では、はるかに整然と結果をもたらしているように見えるこの創造作用は知性を代表する人間を当惑させてはいないでしょうか。私はそうだと思いますし、私達は先に進むにつれてそのことに気付くことになることでしょう。全ての創造物を支配する宇宙の法則とともに総体的な宇宙の知性が存在するのです。そしてこの知性は様々な目的の万物の中に自らを体現している為、ひとつの形を持つ必要はありません。そして気体や鉱物の王国の中のすべての創造物は、人間を除いてこの知性に自らを委ねているのです。




【解説】
私達が”宇宙の知性”と呼ぶものがどのような働きをしているのか、本項は私達自身に改めて考察するよう求めています。
即ち、私達が宇宙の知性(因)を観察する上で、何をどのように見るべきかが重要なのです。つまり、その対象が知性(intelligence)を有しているかどうかは、外見では計れないこともポイントの一つです。問題は対象が如何に繊細、かつ無駄なく動作を全うし、その行動に美しさがあう等、芸術性を見る時、私達はそれを知性が溢れるものとしている訳で、それと同じ視点で対象を観ることが求められている訳です。
昔から文化を担う様々な芸術家が尊ばれたように、私達は身の回りから拡がる宇宙の活動全てをこれと同じ視点で観察すべきということです。


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