ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落125 [2021-10-07]


125 Today we have scholars and learned men in all fields of endeavor, but all of them have to depend upon nature for their knowledge by studying nature's material and production of form life. And since man must depend upon nature for life itself, then it behoves him to let nature, rather than his ego, guide him. Or let his consciousness be his guide instead of his mind.
125 今日、私達の回りにはあらゆる努力分野において学者や知識人がいますが、彼等全ては自然界の物質や生命体の産生を学ぶことによって彼等の知識を自然に依存しなければなりません。そして人間は生命自体を自然に依存している以上、人間には自分のエゴよりは自然をして自分を導くようにする義務があるのです。言い換えれば自分の心に替えて、自分の意識を自らの導き手とすることです。




【解説】
本項では自然(Nature)こそ、各自が導きを求めるべき相手であると説いています。
よくある話が、学者は自らが達成した研究成果が全てであり、全ての問題をその研究成果で説明出来るとする傾向があるように思われます。しかし、実際には私達の身の回りの生命活動はそのような単純な仕組みで働いているものではなく、もっと高次な仕組みで動いているのではないでしょうか。
それらの動きは常に目に見えない印象類や微小な化学物質の声を頼りにしており、宇宙全域と協調・共鳴した調和性を保っている訳で、私達も各自の意見はさて置いて、こうした調和ある印象波動に同調させる必要があるのです。


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