ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落115 [2021-09-22]


115 So it is with the law of the Cosmos. Positive Thinking, that you may have heard about, has hurt more people than it did good. God's purpose cannot be divided and give good results. Nor can one judge His laws and omit parts of them, be it through lack of understanding or egotistical aggression, which has been done through the ages. People judge the Creator's creation without knowing the reason for each part. And in this way they have been judging the Creator and exalting the ego mind above His Intelligence.
115 ですから、それは宇宙の法則についても言えることです。陽的思考は、貴方が聞いたことがあるかも知れませんが、それが為す良い事以上に多くの人々を傷つけて来ました。神の目的は二分されて良い結果をもたらすことは出来ません。人は理解力の不足に由来するにせよエゴの侵略行動に由来するにせよ、神の諸法則を裁いてその一部を除くことをしてはならないのですが、それを長年行って来ました。人々は創造主の創造物を各々の部分の存在理由等を知らないまま、裁いて来ました。そしてこのようにして、人々は創造主を裁き、自らの自我の心を創造主の知性の上位に置き増長させて来ているのです。





【解説】
以前、何処かで陽性の考え方の極端な例はヒトラーであると著者アダムスキー氏が述べていたように記憶しています。迷える大衆に対し、キッパリ進路を示し、国の行く末を主張した姿勢に人々は信頼して国を委ねた訳ですが、結局のところ世界は大きな戦渦を被り、ホロコーストを引き起こした訳です。
このように迷える大衆にとって時々に出現する陽性の意見を主張する者は魅力的に感じられますが、それも危険なことで、私達は世論工作等の手法に気を付けなければなりません。
それに対して、本項で著者が示すように他者を批判することなく、各々の背景を学び本来の宇宙的調和の姿を知ることによって、より調和的な途、進化の道を歩むことが出来るのです。


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