ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落112 [2021-09-16]


112 The thing that we ask you to do is - become aware of your real self, the eternal part of God, or The Creator. Let your mind become conscious of consciousness as your guide in everything that you do. Then the admonition "Man know thyself and you shall know all things," will be your reward. But the mind must learn to trust the consciousness at all times.
112 私達が貴方に実行して欲しいとお願いしたいことは、貴方の真実の自我、神の永遠なる部分、創造主に気付くようにすることです。貴方の心を貴方が為す全てにおけるガイドとして意識を意識するようにさせて下さい。そうすれば、訓戒「汝自身を知れ、そうすれば全てを知るだろう」を褒美として受け取ることになります。しかしその為には、心は意識を如何なる時も信頼することを学ばなければなりません。




【解説】
本項では著者が私達に具体的にどのようなところから一歩を踏み出して行ったら良いかを示しており、大変重要な記述です。
実は外に指導者を求めるのではなく、各自の内側に信頼すべき宇宙創造神が存在することをわきまえ、各人がその存在を知覚し、意識することだと説いているのです。著者が盛んに用いている”意識”という表現もこの”意識すべき存在”から編み出されたものかと思われます。
本来、各自の内側に頼るべき存在が居ることに私達は気付かぬまま、外界にその存在を求め、遂には放蕩を繰り返して来た訳ですが、ようやく自身の中に自らの拠り所を見つけるまでの状況は聖書の放蕩息子の例の通りです。私達各自は宝の持ち腐れにならないよう、しっかり自らの中にある宝物を知る必要があるのです。



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