ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落110 [2021-09-14]


110 This shows that consciousness knows no fear - for it is the possessor of all knowledge. The mind does not have the knowledge and lives in fear. And as a result it has promoted all kinds of mysteries in relationship to life and its continuance.
110 このことは、意識は如何なる恐怖も知らないことを示しています。何故ならそれはすべての知識の持ち主であるからです。一方、心はその知識を持ちませんし、恐怖の中に生きているのです。そしてその結果、心は生命とその存続に関連してあらゆる種類の神秘を助長させて来ているのです。




【解説】
生命の呼吸に関連し、著者は私達が呼吸することで意識を取り込んだ存在になり、その意識はあらゆる生命活動を統率し、その意識なるものは全知である為に恐れがないと説かれています。
しかし、私達は各々誕生したばかりの段階では、何らの経験はなく、失敗もない為に恐れを知らずに過ごしている訳ですが、やがて自らの誤りの為、痛手を受けると、今度はそれを嫌って、不安に陥ってしまうという訳です。
このように私達は各自の進化の途を歩む者ですが、そこで学ばなければならないのは、今まで見過ごしていた意識という身近にある全能の存在なのです。このように考えるとこの内容は全ての宗教の真髄でもあるように思われます。


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