ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落109 [2021-09-13]


109 The Breath Of Life is proof of that, and it is given freely to all forms of life. For was not the first clay form of man activated into life by THE BREATH OF LIFE, breathed into its nostrils by the Creator? And it became a living soul, or a conscious being. A new born child is slapped on the buttocks and made to take the first breath, or it would not be alive. And notice here, the mind is only partially active, yet the baby is consciously alive. We know that a young mind knows no fear until fear is imposed upon it. Or until it begins to act with the mind and gets hurt, then fear takes over.
109 生命の呼吸はその証しですし、それは生命のすべての形有るものに無償で与えられています。人間に形取られた最初の粘土が創造主によって鼻から息を吹き込まれ、生命の呼吸によって生けるものになったのではありませんか。そしてそれは生ける魂、意識ある存在になったのです。生まれたばかりの赤ん坊がおしりを叩かれて、最初の呼吸をさせられますが、そうしなかったら、生けるものとはならないでしょう。そして、ここで注意して欲しいのは、赤ん坊の心は一部しか生きていませんが、赤ん坊は意識的には生きているのです。若い心は恐怖が押し付けられない限り、恐怖を知らないことを私達には分っています。あるいは赤ん坊が心といっしょに行動し、痛みを得るとその時から恐怖が支配するようになるのです。




【解説】
呼吸が生命の基本であることは創世記にも記述されている通りですし、私達各人がこの世に誕生する際にも、呼吸からその人の人生が始まるとも言えるでしょう。また、最期にはその呼吸を停止して死に至るという訳です。
このように生命に無くてはならない呼吸作用なのですが、その意義は単なる酸素を体内に取り込むだけのものではなく、もっと深遠な意義を持つものであることを本項は示唆しているのです。
そのことに関して私見を述べさせていただくなら、それは空気と同時に私達は何らかの宇宙のエネルギーを体内に取り込んでいるのではないかと考えます。著者が”生命の呼吸”という表現を用いており、空気中の酸素の取り込み等、限定したイメージでなく、もっと深い意味を込めていることに注目したいものだと思います。


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