ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落105 [2021-09-07]


105 This shows that there are two stages of intelligence in the human form. One the Cosmic - directing the functioning of the body. And the other - mental opposition that causes the suffering in the body. A Clergyman expressed this well when he said that humanity has become Un-Godly. This is true, for people no longer look to the Creator for guidance, and they do not have faith in the giver of life. And as a result, they exercise their free-will to the full extreme under the master of fear. So greed has taken over, and it is like a cancer which is bound to destroy this civilization if it continues. These are the fruits of the free-will, where one Will does not trust another. But how can it when the will of man does not trust the Will Of The Creator or consciousness?
105 このことは人体は知性において二つの段階があることを示しています。一つは人体の機能を指揮している宇宙的な存在、そして他は人体に苦痛をもたらしている心の反抗です。ある牧師はこれを人類は神を敬わなくなってしまったと言ってこのことを良く表現しました。これは導きをもはや創造主に求めない人々にとっては真実ですし、彼等は生命の贈与者に信頼していないのです。その結果、彼等は恐怖の主人の下、最大限まで自分達の自由意志を行使するのです。そのため、貪欲が支配するようになりましたが、それはもし続くならこの文明を滅ぼすことになる癌のようなものです。これは一つの意志が他を信用しない所に実る自由意志の結実の結果です。しかし、人間の意志が創造主の意志、あるいは意識を信頼しないとしたら、どうなってしまうことでしょう。




【解説】
私達の問題は、私達の内側に2つの司令塔が存在するということでしょう。その内の自我(感覚心)と呼ばれる者は私達自身を破壊する存在であり、もう一つは宇宙的で調和ある存在です。この内、後者は決して私達を言葉によって指示することなく、専ら無言の印象によって語りかけます。
一方、私達の日常はほとんど自我の支配下にあるのですが、それも自我の征服欲や不安感から私達にろくなガイドをする者ではありません。私達の辿って来た歴史がその限界を示している通りです。
しかし、私達がこれまでの自我による支配のくびきを捨て去り、新たにこの宇宙的な指導印象に従うなら、私達は他の創造物と同様、進化の途を歩み始めることが出来るという訳です。その為にも何よりも宇宙に溢れる指導的印象の存在を認識し、それらと共鳴、同調する態勢が私達になくてはならないのです。


第03課 段落104 [2021-09-06] <<  |  >> 第03課 段落106 [2021-09-08]