ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落100 [2021-08-31]


100 As we observe the harmonious blend in nature, we do not find the same in man. The reason for this that man has a free will and he must learn how to apply the law of the Creator. Through which he will learn the right and wrong usage of it, if he is to become an instrument of full expression. And this is the purpose of his being. He must school his ego sense mind in coordinating all of the senses, as we explained in the previous lesson. This is comparable to a musician tuning the strings of his violin that each may blend with the other, if a harmonious melody is to manifest.
100 私達が自然の中で調和した融合を見る一方で、人間にはそれと同じ(調和)を見ることはありません。この理由は人には自由意志があり、人は創造主の法則を如何にして応用するかを学ばなければならないからです。人は完璧な表現ができる一つの楽器になる為にはその過程を通じて正しいあるいは誤った応用例を学ぶことになるのです。そしてこれこそが、人の存在の理由なのです。前課で述べましたように、人は自分のエゴの感覚心を全ての感覚と調和するよう鍛練しなければなりません。これは調和あるメロディーが現出する為には、音楽家が自分のバイオリンの各弦を各々が他と融合するように調律するのと同様です。




【解説】
私達は各自、学びの途上にあるという訳です。私達が本来の姿に立ち返る為に各自の自由意志を用いて自らの心を調律し、望まれる調和ある存在になる必要があるのです。
それは人間だけに授けられた自由意志が幾多の困難を乗り越えながら、創造主の意図を実現して行く過程なのですが、他の創造物達が各自の自由意志を持たず、専ら宇宙の印象類に従っている存在と比較すると、私達人間が一見して劣っているように思いがちですが、実際には様々な劣悪の状態から究極の最高位の存在にまで自らの経験に基づいて知っているということは、格段に価値があるものと考えています。


第03課 段落099 [2021-08-30] <<  |  >> 第03課 段落101 [2021-09-01]