ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第03課 段落095 [2021-08-24]


095 i.e. An electric socket is made to hold a light bulb and not for a finger to be placed in it when the current is on. Even when it is not, should one be standing in moisture, he can receive a shock. If one gets hurt or has an unpleasant experience by the misuse of the law, he cannot blame the man that is willingly giving him the power. He can only blame himself, either for ignorance of the law, or aggression on his part.
095 即ち、電球のソケットは電球を固定する為に作られたもので、電流が流れている時に指を入れる為のものではありません。指を入れなくても、湿った場所に立って(ソケットを触った)場合にはショックを受けるかも知れません。仮に法則の誤用によって痛い目に逢ったり、不愉快な体験をしたとしても、電力を喜んで送っている係員を責めることは出来ません。自分自身が法則について無知であったか、自分の無謀な行為について自分自身を責めるべきなのです。





【解説】
本項の場合は電気の話ですが、私達の身の回りには様々な自然界のエネルギーが存在します。火山の噴火や台風、或は地震等、膨大なエネルギーを有する自然の活動があります。そしてこれらは私達に災害をもたらす一方、長期的には大きな恵みをもたらすことも多いものです。
こうした自然の諸活動について私達は無知である為に多くの困難を被ります。問題はこれらの活動が起こることに気付き、いち早く回避する能力を持つことが重要なのですが、多くの野生動物が持つこの能力に対して、私達地球人はその関心はもっぱら地上の他の案件に集中するあまり、これから起ころうとする事柄を事前に察知することが出来ません。
私達の因の領域で起こりつつある現象に対する無知・無関心がこれらの洞察力を妨げているのです。


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