ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落081 [2021-08-03]


081 F.D.R. expressed it well when he said, "there is nothing to fear but fear itself." For fear promotes fear. Our late President Kennedy made the statement, "Ask not what the Nation can do for you but what you can do for the Nation." I would say it this way ; it is not what God will do for you but what will you do for God? And God is the consciousness of our being. Or we could put it this way, it is not what the consciousness does for the mind, but what the mind can do for the consciousness.
081 F.D.R.(フランクリン・D・ルーズベルト、Franklin Delano Roosevelt)は「恐怖以外に恐怖すべきものは無い」と言ってそれを上手に表現しました。恐怖は恐怖を助長するからです。故ケネディ大統領はこう声明しました。「国家があなたに何を為せるかと問うのでなく、あなたが国家に何を為せるかを問え。」私ならこう言うでしょう。「神があなたに何をしてくれるのではなく、あなたが神に何をなすかである」。そして、神とは私達自身の意識なのです。そこでこういうようにも言えるでしょう。「意識が心に何をなすかではなく、心が意識に何をなすことができるかである」。





【解説】
前項で述べた恐怖の支配に関して、ルーズベルト大統領もその本質は実際にはたわいのないものであることを見抜いていたと記していますし、私達が意識に対する姿勢あるいは宇宙の創造主に対する心構えとして、ケネディ大統領の就任声明と同様にせよと著者は私達に説いています。
即ち、私達はこれまで自分に対して神がどのように支援して呉れるのかを求めて来ましたが、これからは各自が神に対して何を為せるかを考えよとしているのです。私達自身が何もせず、何も変わらないままに、創造主からの支援を待つ姿勢ではいけないという訳です。私達は現時点での各自の能力、環境の下にあっても、積極的に創造主に親しみ、創造物の一員として創造主の仕事の一部を担うことを求めるべきなのです。


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