ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落070 [2021-07-15]


070 This equality is lived on Venus and Saturn, for each talent is respected as a Divine gift from the Creator unto creation. And it manifests in ever field of endeavor - sports, art, etc. There is not the feeling of competition that we of earth express. But rather a feeling or desire for a finer quality of expression of individual talents towards the fulfillment of the Divine purpose. It is only the ego mind that desires honors for its accomplishments.
070 この平等さは金星と土星では実行されています。あらゆる才能が創造物に対する創造主からの神聖なる贈り物として尊敬されている為です。そしてそれはスポーツ、芸術等々、努力におけるあらゆる分野に現わされています。地球の我々のような競争意識はありません。むしろ、聖なる目的の達成に向って個個人の才能に関してより精緻な表現を感じたり、望んだりするのです。その達成に対して名誉を求めるのはエゴの心だけです。




【解説】
昔から日本においては、職人は作品に自分の名を残すことはしなかったと言われています。誰が作った品物、或は仏像その他の芸術品に対して、仕上がった先には、自分のものというような感覚が無かったのではないでしょうか。
つまり、作業を通じて自らは創造主のパワーを流す径路に過ぎず、径路自体を褒める必要はないと考えたのかも知れません。自らを創造主の道具の一つと考え、その作品が末永く愛用されれば良いと考えていたものと思われます。
本項における様々な職人の話も、各人が創造主の活動の各パートを担う役割とすれば、その平等性について納得が行くように思います。


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