ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落071 [2021-07-16]


071 Jesus brought this truth to the people when he said that the man who desired honors from earthly men, had none coming in heaven. He also said not to worry about tomorrow, for the sparrow neither sows nor reaps, yet the Father takes care of each of them. But this calls for definite faith in the consciousness. For he also said, "are you not more than the raiment ?" This is the law by which all Venusians live.
071 イエスは地球の人達からの名誉を望んだ者で天国に来る者はないと人々に述べてこの真実を当時の人々に伝えました。彼はまた、明日を思い煩うなスズメは蒔くことも刈ることもしないが父はそれら個々の者を養ってくださっているのだから、とも言いました。しかしこれには意識に対する絶対的な信頼が要請されます。何故なら彼はまた、「あなたは衣服より以上のものではないか」とも言いました。これは全ての金星人が生きている法則です。




【解説】
先日、知人の一人から、あるセミナーを企画し、そのスピーカーの先生の紹介に当たって、当の先生から〇〇大学名誉教授の名称を是非加えて欲しい旨の要望があったという話がありました。大學を退官後、その先生の称号について、その肩書がその先生にとって大変重要であるという訳です。
実は私達地球人にとって、こうした肩書が大変重要視されているのですが、それは本項でイエスが述べた内容の今日的な具体例かも知れません。本来であればその先生のご講演内容が素晴らしければそれで十分な筈なのですが、ご本人は会場で紹介される際の肩書を気にされていることについては、逆に残念な評価になっているように思われます。
本来、私達は創造主の前ではその存在は小さく、私達は創造主の表現者に過ぎません。その最高の表現が出来た時、私達はそれを創造主の化身と表現しますが、それはその方を通じて、創造主が十分に表現されていることを意味し、その本人だけを称賛している訳ではないのです。


第02課 段落070 [2021-07-15] <<  |  >> 第02課 段落072 [2021-07-19]