ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落052 [2021-06-21]


052 And oftimes the mind takes the stand of least resistance, a state of inertia, and does nothing. It tries to escape its responsibility instead of having the determination to learn by correction. It has been said that God helps those who help themselves. So the individual must do something in order to correct the undesired results and have the rewards hoped for.
052 そして、しばしば心は最小の抵抗、慣性状態をとり、何もしなくなります。心は修正によって学ぼうと決心する代わりにその責任を逃れようとします。しかし、神は自ら助ける者を助けると言われてきました。ですから、個人は不本意な結末を修正し、望んでいた報酬を得る為には何かを成さねばなりません。




【解説】
人間の常として何か大きな問題にぶち当たり、何らの解決策も見つけられない時、人は往々にして思考を停止し、問題を棚上げにするばかりか、その問題への関わりを放棄するものです。私自身の経験からも心が疲れる為か、眠くなることが多いものです。
そうした場合、通常はしばらく問題から離れて心身を休めた後、解決に向けて何らかのアイデアを得ようとするのが一般的です。
本項ではこうした私達の心の傾向を心が修正を学ぶ代わりに責任を放棄しているのだと解説しているのです。このことは実際には創造主からのアドバイスは常に発出されており、私達がそれに気付かない、或は気付いてもそれらに従うことを良しとせず、拒絶しているというのが実態のようです。


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