ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落053 [2021-06-22]


053 The pride of the sense mind may find the process painful, but the sense man must learn by experience. And to do this he must school the senses to respect one another. For as it is now they have no respect and as a result a person has no respect for his being. Thereby he has no respect for others, except those who please one or another sense.
053 感覚心のプライドはその過程に苦痛を見い出すかも知れませんが、感覚人は経験によって学ばなければなりません。そしてこれを成すには、各感覚を互いに尊敬しあうよう訓練しなければなりません。何故なら、現在そうであるように、それらには尊敬感が無く、その結果、人は自分の存在に尊敬感を持っていないからです。それ故に、人はいずれかの感覚を喜ばせるもの以外に他に対して尊敬感が無いのです。




【解説】
世の中の問題の多くは自尊心や誇り、面子が引き起こしている例が多いように思います。問題の解決にはこれらの要素を解除する必要があるのですが、大概は自我の面目を失う為に、それを実行することなく、問題を肥大化させてしまう訳です。
しかし、本項では私達に自らの面子など捨て去れと説いています。先ずは他者を尊び、異なる意見に対しても尊重して当たれと諭しています。
問題は自然界よりは、人間社会に多くある訳で、私達は自分自身の中の四感覚を融和、協調させると同時に他者に対して尊重することを学ぶ必要があります。このことは「同乗記」等の中で、他惑星人が私達に説いた事でもあるのです。


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