ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落037 [2021-05-31]


037 You see we are like a diamond in the rough. When man first found the substance that turned out to be a diamond, he saw a rock through his physical sense of sight but something inside of him told him that this rock was different from others. It was his consciousness and not his mind that alerted him to the fact that if he would cut and polish it, it would be the most beautiful thing that he had ever seen. Radiating every color conceivable. But this result would require patience and a lot of hard work, even pain at times when cut by the sharp edges. Every man is a diamond in the rough and there are many rough edges that must be removed before he can see the purity of himself.
037 私達は未加工のダイヤモンドのような物です。人が後でダイヤモンドと判明する物を最初に発見した時、人は自分の肉体の視覚を通じては一つの岩を見たに過ぎないのですが、自分の内部の何かが彼にこの岩はその他とは違うと知らせたのです。彼にもしそれをカットとして磨けばありとあらゆる色彩を放ち、これまで見たことのないような最も美しいものになるという事実を警告したのは彼の意識であり、彼の心ではありません。しかし、このような結果に至るには忍耐と努力、更には鋭い刃先でカットされる時の痛みさえ必要とされることでしょう。すべての人間は未加工のダイヤモンドであり、自分自身の純粋さを見い出す為にはそれ以前に多くの粗い角を取り除かなければなりません。




【解説】
最近、”自分みがき”という言葉が用いられるようになりましたが、本項はその表現の要点を説くものでもあります。
実際に河原の石は丸く、滑らかなものも多く、石の内部の結晶がキレイに表現されていますが、それも本項に記されているように長年月の間、様々な問題に取組ながら、角がとれて円満な形が生まれたと言えるでしょう。
私達は皆、本文にあるように宝石の原石のような存在であり、各自が問題とぶつかる中で自らの欠点を取り除き、その外側の汚れが取り除かれ、私達本来の姿を表現できる存在となる訳です。


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