ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落032 [2021-05-24]


032 When the form is seen with the mind and the consciousness reveals the cause we then see the visible and invisible at the same time. i.e. If you start making a plan for a house by drawing it on paper, you are producing the first effect that comes to the mind by conscious impression. You are using the consciousness and the mind as one. The consciousness alerts the mind what the design is to be. After the plan is drawn you may make many changes due to the experience you have had with houses. Even then the consciousness will point out the improvements that can be made which were not present in the houses you have known.
032 形有るものが心で見られ、意識がその因を漏らす時、私達は目に見えるものと見えないものを同時に見ることになります。即ち、もしあなたが紙に図を描くことによって家を作る計画を立て始めるならば、あなたは意識の印象によって心にやってくる最初の結果を作り上げていることになります。あなたは意識と心を一つにして用いているからです。意識は心にデザインはどうあるべきかを注意します。計画が図面化された後、あなたは家について得たこれまでの経験に基づき多くの修正を行うかも知れません。しかしそれでも、意識はあなたがこれまで知っている家には存在しない改善点があることを指摘するでしょう。




【解説】
言い換えれば何も無い所から何かものを造り上げる、即ち創造的な仕事の中に意識と心が一体化した協働作業が生まれるものと思われます。
何ら新しい試みが無く、ただルーチンの仕事で終わっていては意識の力を必要とする創造的な仕事は出来ないという訳です。
本項の例示の場合、家の設計は先ず、何も描かれていない白紙の紙の上に外観をデッサンすること、或いは間取りを描くことから始まるということでしょう。もちろん、本人は素晴らしい住居を造り上げたいと思っている訳で、その為にどのようなアイデアが望ましいか、盛んに意識に問いかけることでしょう。その結果、得られたインスピレーションを元に心は具体的な線や画にして形として白紙の上に新しい家の姿を描く筈です。
こうした作業過程は私達の心が意識を信頼する機会にもなる訳で、創造性の高い仕事は本人に貴重な体験と活力をもたらすことでしょう。


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