ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落031 [2021-05-21]


031 Now we must school ourselves to see the cause and the effect manifesting as One when we look at an effect. Form, we recognize with our physical sight as an effect to an effect. The mind must become aware of cause through consciousness. The moment that your eyes glance upon a form the consciousness will give the mind an impression of the life within the form. And you become single minded, as Jesus said man should be.
031 そこで、私達は一つの結果を見る時は、原因と結果が一体となって現れていることを見るように自分自身を訓練しなければなりません。私達は形あるものを自分の肉眼という結果が一つの結果を認識していることが分かります。しかし、心は意識を通じて因について気付くようにならなくてはなりません。一つの形有るものをあなたの目が一瞥した瞬間、意識は形有るものの内部にある生命の印象を心に与えるでしょう。そのようにして、あなたはイエスが人はそうあるべきと言ったように二心の無い状態になるのです。




【解説】
少し細かい話になりますが、私自身従来は形あるものの背後にある”因”に気付こう、見ようとしてどちらかと言うと、”観察眼を育むこと”、即ち目をよく凝らして現象を細かく観察しようとして来たように思います。
しかし、本項によれば目は所詮、結果の産物(器官)であり、結果物が結果物を見ているに過ぎないと断じているのです。つまりは目はいくら凝らして見ても結果しか見えていないとしていることに注意すべきなのです。
目が一瞬、対象物を見る時、その対象物の内側の状況は目とは別に”意識”から与えられるという訳です。この関係が円滑に行われることによって、イエスの言う二心の無い状態、即ち、”ひたむき”や”信念”の本来の意味だと説いているのです。


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