ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落029 [2021-05-19]


029 As an example we will use the form of a tree and analyze its purpose. As we observe the effect we find that its services are many, both as a living tree and the products that can be made from it. For many useful things are made from the wood of its trunk and it fertilizes the earth by dropping its leaves. But we do not see the energy or life force which eminates from it and without which we would not have the pure air which is found in virgin forests. For it transmutes monoxide gas to oxygen which is essential to life. And all plant life serves in this field.
029 例として、樹木を取り上げることとし、その目的を分析しましょう。私達がその結果を観察すると、私達は生きている樹木及びにそれから作られる製品共に木がもたらす便益は多種に及ぶことを発見します。何故なら、木材からは様々な有用な物が作られますし、その葉を落すことで土壌を肥沃にするからです。しかし、私達は樹木から発せられているエネルギー、生命力は見ていません。その生命力が無ければ、処女林に見られる純粋な空気は生じないでしょう。何故なら、樹木は一酸化ガスを生命に必須である酸素に変えるからです。そして全ての植物生命体はこの分野で務めを果しているのです。




【解説】
本項は植物の本来の機能について説いたもので、そのいわゆる炭酸同化作用は私達には目に見えない植物の活動であることに注意が必要です。即ち私達の身の回りの多くの存在が果たしている重要な機能については目に見えるものは少ないという訳です。
植物が二酸化炭素から生きものに必要な酸素を作り出すこと、その取り込んだ二酸化炭素はデンプンとして植物の果実や根、茎に貯えられ、私達の食料にもなっている訳で、その作用は私達生きものにとって無くてはならないものです。
このような重要な作用に限って、外観上目立つことなく、人知れず行われている訳で、私達はそれら目に見えない作用について、更に探求し、自然の仕組みについて理解を深めて行く必要があるのです。(注:文中にmonoxide gas一酸化ガスとありますが、具体的な内容は不明です。本解説では一般的な光合成作用として二酸化炭素から酸素が作り出される植物の作用を想定しています)


第01課 段落028 [2021-05-18] <<  |  >> 第01課 段落030 [2021-05-20]