ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落017 [2021-04-27]


017 Do not be afraid of making a mistake. But when you are aware of making a mistake, correct it as soon as possible, for if you do not, it could be a block in your progress. But do not feel badly, for that could cause you to be too cautious. Remember at all times that mistakes are the result of wrong application through which we learn the right procedure. And experience is necessary for the expansion of knowledge.
017 過ちを為すことを恐れないで下さい。しかし、過ちを為したと気付いた時は、一刻も早くそれを正しなさい。何故なら、そうしないと、それはあなたの進歩の障害になるかも知れないからです。しかし、くよくよ思ってはいけません。あなたを余りにも用心深くさせることになるからです。いつも過ちは間違った応用の結果であり、それらを通じて私達は正しい手順を学ぶということを覚えていて下さい。そして体験は知識の拡張に無くてはならないのです。






【解説】
歴史は繰り返すと言われるように、私達地球人は過去の過ちから多くを学べないでいるように思います。しかし、それでは因果応報のサイクルから抜け出ることなく、苦難の道を歩むばかりになるという訳です。
私達は何事も体験し、その結果を身に染みて初めて反省するものですが、中にはその原因を他人のせいにして自らの責任を回避することも多いものです。
しかし、それではせっかくの痛い体験を生かすことは出来ないのです。失敗した原因を学び、当時の自らの心境を振り返ってその原因を造り出した自身の心境を先ずは明らかにする必要があります。つまり、原因と結果の対応性を学ぶ訳です。
このようにして行けば、私達は失敗を重ねる内に賢くなる筈で、それら失敗体験がご本人の貴重な経験、宝となる訳です。そういう意味では過ちも価値が高いのだと著者は説いているのです。


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