ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落008 [2021-04-14]


008 Some doctors go deeper when studying the manifested form of man and observe him with his consciousness. Thus he perceives the invisible or cause back of the effect. In this way he learns the purpose of every artery, muscle and organ and how each is related to the whole form. Thus when one part is out of order he knows what to do.
008 医者によっては人体の具現化された姿を研究する際、深部まで探究し、自らの意識でその人体を観察します。そうすることで、彼はその結果をもたらす目に見えない、或いは背後にある原因を知覚するのです。このようにして、彼はあらゆる動脈、筋肉そして組織、また各々が如何に全体と関連しているかを学ぶのです。このことにより、身体の一部分が乱れた時に何をすべきかが分かるのです。




【解説】
「生命の科学」の中で後段に行くほど、「Consciousness意識」という表現が用いられるようになりますが、その最初に登場するのが本項になる訳で、私達はこの「Consciousness意識」なるものの概念を理解することが重要と言えます。
即ち、ここでは医者が自分の意識を動員して目には見えない内側の人体の様子を観察する際に、自分の意識を用いているのだと説いていることに注目です。
あい対する患者を前にして、自らの意識を用いて相手の身体状況を知ろうとしているところが重要で、普段、私達も自然を観察する際にそのように応用することが求められているのです。このように「意識」なるものは既に私達の中に存在し、日常的に私達が活用できるものです。意識を用いることによって私達は様々な要素が互いに結びつきあって活きていることを実感するということでしょう。


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