ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落224 [2021-03-15]


224 "Tomorrow you will be privileged to meet the one that you have known as your earthly wife. She is now a young woman living on Venus. She will not recognize you as her husband, but rather as a Cosmic brother. Neither will she wish to be reminded of her life upon earth, for her present life is free from the bondage of self and self interests."
224 「明日、貴方は貴方の地球での奥様であった方にお会いすることが許されるでしょう。彼女は今、金星で少女として生きています。彼女は貴方を夫としてではなく、宇宙的な兄妹の一人として受け止めることでしょう。また彼女は地球上での自分の人生を思い出したいとも思わないでしょう。何故なら、彼女の現在の生活は自己や自己の興味による束縛から自由になっているからです。」






【解説】
本項はその後公開されることとなる「金星旅行記」の中で、アダムスキー氏が実際に金星に渡航し、妻であったメリーと再会することになる経緯を伝える内容となっています。
とかく私達は地球での家族関係を「絆(きずな)」と称し、大切にしていますが、本文ではこれらの間柄をむしろ、「束縛」と表現していることに注意すべきかと思います。
即ち、各個人が自らの人生を歩む上で、家族は一時期、共に暮らした仲間である一方、転生後までその間柄に束縛を受けるべきではないということでしょう。
一人の人格として更に成長する為には、新しい人生を歩みながら進化して行く必要があるという訳です。実はそれ程に、死は一つの時代から別の時代に移る大きな転換であり、私達は各自に用意されている新しい世界、新しい環境の下で各自の進化の道を歩むべきであるということです。


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