ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第19章 段落223 [2021-03-12]


223 Firkon continued, "As we have told you before, your book of records that you call the Holy Bible, contains these laws that we tell you of, for did not Jesus the Christ say to the thief on the cross beside His, 'Verily I say unto thee, Today shalt thou be with me in paradise.'? * (Luke 23:43). Therein expressing immediate rebirth.
223 ファーコンは続けた。「私達が以前、貴方にお話したように、あなた方が聖書と呼ぶ記録の書には、私達が今お話しているこれらの法則が記述されています。何故なら、イエス・キリストは傍らの盗人に向かって『まさに私は汝に言っておく。本日、汝は私とともにパラダイスに居るだろう(ルカ23:43)』と言ったではありませんか。その言葉の中には即座の復活が表されているのです。」




【解説】
本項では、イエスもまた「生まれ変わり」について、自らが十字架に掛けられている最中に傍らに居た同じく十字架に掛けられた罪人からの問いかけに答えた言葉が記載されていると説かれています。
人間は死後、瞬時に転生することを、イエスは身をもって説いていたのです。
最近読んだ「これこそ聖骸布」(ガエタノ・コンプリ著、ドン・ボスコ社)の中に当時、行われていた極めて残忍な十字架刑の様子が記されていますが、イエスはそのような苦痛を前にされても確固たるご心境の下、隣の罪人達に死後再び新しい命として他の惑星(天国)に生まれ変わることを信ぜよと説いていたことが分かります。
それ程に、今後の私達にとっても、これから永遠に続く各自の人生の歩みについて想いを致すべき大きな知見というべき事柄が、この転生の原理であり、同様な事柄を仏陀も転生(カルマ)として説くところとなっているのです。


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