ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落208 [2021-02-18]


208 These master-men were cosmic beings and during the time they spent in gaining their earthly experience they did not once separate themselves from the Totality. They worked with the elements of the earth as men work with them today but they understood the cause of their manifestations. They were sent to this solar system to partake of the knowledge of matter and this they did under the guidance of Cause Intelligence. This was easy for them to do for they were aware of the natural laws governing all action and they were wise enough to use their knowledge without perversion. The Law of Affinity held no mystery for these people and the elements obeyed their commands to the fullest. The earth was a perfect expression of Edenic beauty.
208 これら達人達は宇宙的な存在で、彼らが地球上の体験を得る為に過ごした期間中、彼らは一度として自分達を全体性から分離させたことはありませんでした。彼らは今日の人々が働くように地球の元素とともに働きましたが、彼らはそれら創造物の因を理解していました。彼らは知識にあずかる為、この太陽系に送られ、彼らは因の導きの下、これを行いました。これは彼らにとって容易でした。何故なら、彼らは全ての行動を支配する自然の諸法則について気付いており、彼らは自分達の知識を誤用することなく用いる程に賢明であったからです。その親和の法則は彼らにとって神秘ではなく、これらの諸元素は彼らの命令に完全に従いました。地球はエデンの美しさの完全な表現となっていたのです。




【解説】
トリテリアの民は実に素晴らしい生き方を貫いたと著者は私達に紹介しています。このトリテリアを含めて前項のレムリアをはじめとする太古の民族の興亡の歩みについては、地球という惑星の歴史を語る上で避けては通れない事項であり、アダムスキー氏も「空飛ぶ円盤の真相Flying Saucers Farewell」という初期の3部作の最期に自ら過去に執筆した原稿を掲載する中で述べている内容でもあります。
このように地球には様々な事情から多くの人々がその学びの場に移り住むべき惑星という役割があるのかも知れません。美しい環境、整った気候を与えられる中、いわば最高の環境の中で如何に自然と調和し、人間本来の暮らしを続けながら進化して行けるかが問われている訳でしょう。
その中でトリテリアの民のように本来の目的に沿って生き抜くことが出来た者もいる半面、レムリアのように滅んでしまった文明もあるということでしょう。そして再び、現代文明もこれらと同様な節目にさしかかろうとしているのです。


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