ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落206 [2021-02-16]


206 Idealists have ofttimes visualized the perfect man as an etheric being who dwelt only in the planes of celestial glory and had powers to overcome the laws of nature, but we find the Triterians to be dwelling on the earth in physical bodies and cooperating fully with the laws of nature.
206 理想主義者達は、しばしば完全なる人間を天上の栄光の中にのみ暮らし、自然の諸法則を征服する力を持つ霊妙な存在のように思い描いて来ましたが、私達はこのトリテリア人達は肉体を持って地上に暮らし、自然の諸法則と完全に調和していたことに気づきます。




【解説】
本項は、そもそも天国とは何処にあるかという疑問にも通じる内容かと思われます。
私達はとかく天国とは何処か雲の上のユートピアと想像しがちですが、本項で著者が指摘する通り、神人であるトリテリア族はこの地上に暮らし、文字通り天国の生活を送っていたのです。
即ち、天国とはこうした創造主の意図と調和した地上を意味するものであり、私達は現在の地の上に建設すべきであるという訳です。その上で重要なのは、現状の地球が如何に汚れてしまったとしても、地球を支える宇宙的パワーは私達人間がその気になれば、思いも掛けない程、強力な浄化作用を示し、短時間の内に再び元のユートピアに戻してくれることです。地球の過去の地殻変動と文明興亡の歴史は、それを物語っているのではないでしょうか。


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