ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落203 [2021-02-10]


203 The earthquakes and the sinking of the continent were due to natural causes. A shift or change of the surface of the earth comes at certain intervals, but the people of Lemuria had become so immersed in the mortal world of effects that they paid no attention to the warnings given by nature. Had they been alerted to these signs they could have moved to safer territory.
203 地震や大陸の沈下は自然の原因によるものです。地球表面の移動や変化はある間隔でやって来ますが、レムリアの人々は結果である死すべき世界にどっぷり漬かってしまっていたために、彼らは自然によって与えられた警告に注意を払わなかったのです。彼らがこれらのサインに注目していれば、彼らはより安全な地域に移動することが出来たことでしょう。






【解説】
自然から発せられる警告は地震や火山の噴火等、具体的な事象もありますが、地下深く起こっている状態については、大地から発せられる印象・想念に頼る他ありません。
目に見える結果の世界のみに束縛されていると、それらの印象や気配に気付くことなく惰眠を貪り、或は自らの欲望の世情の中に関心が捕らえられ、このような繊細な印象に気付くことはないのです。
私達はこの大地に拠って地球に生きている訳であり、もっとその足元から来る印象類に鋭敏になることも必要です。更に言えばもっと地球自体に関心を向けること、古代の人々のように自然への信仰こそ根底に持たなければならないのです。


第18章 段落202 [2021-02-09] <<  |  >> 第18章 段落204 [2021-02-12]