201 The Golden Age of the Lemurians lasted for approximately three thousand years. During this time they were in contact with Egypt and in fact all of the Asiatic countries but it was not until the fourth of the thousand year periods that their country was invaded by self-seeking individuals from other parts of the world. At that time there were people who came from the territory that is now known as Greece and Rome and settled in Lemuria. These people were of the lighter races; they won the confidence of the Lemurians, intermarried with them and gradually perverted the pure thought of the happy people. This foreign element slowly took upon themselves the rulership of Lemuria. They were hard, fearful rulers and greedy for wealth and power. They began to show favoritism and to instill in the minds of the Lemurians the thought of inequality. Where the people had once served each other for the love of action they were now forced to serve to enrich and empower the few. They learned the meaning of rebellion and selfishness and greed - those things which had never before found place among them. They learned to follow the example of their rulers and work for self instead of the All. They closed themselves to the guidance of their creator and turned into the mortal channel of expression.
201 レムリアの黄金時代はおおよそ3000年続きました。この間、彼らはエジプトと、また実際にはアジア諸国の全てと接触していましたが、4期目の1000年を迎える頃、彼らの国は世界の他の地域から自己を追求する人達によって侵入を受けたのです。その当時、今日ギリシアやローマとして知られる領域から来て、レムリアに定住した人々が居ました。これらの人々は肌の色が薄い人種でした。彼らはレムリア人達の信頼を勝ち取り、彼らと混血し、次第にその幸せな人々の純粋な想念を堕落させて行きました。この外来の要素はゆっくりレムリアの支配権を獲得して行きました。彼らは厄介な恐ろしい支配者で、富と権力に対して貪欲でした。彼らはえこひいきを表し始め、レムリア人の心の中に不平等の考えを染み込ませて行きました。かつて人々が愛の行為として互いに尽くしあった所に、今や彼らは少数の者を富ませ、権限を与える為に奉仕することを強制されました。彼らは反乱の意味や利己主義、貪欲について学んだのです。彼らは支配者達の例示に従い、全ての者の為ではなく、自身の為に働くことを学んだのです。彼らは自分達の創造主の導きに対して自らを閉ざして死すべき表現の経路に向きを変えてしまいました。
【解説】
レムリアが3000年の繁栄を経たのち、やがて移り住み始めた白人達により貪欲や支配欲が浸透し、支配・被支配の仕組みが生まれるようになったと、著者は私達にレムリアの衰退の経過について語っています。これらの歴史は太古の遺物から明らかになるというようなものでなく、実際、その時代に人々が発した想念が宇宙に染み込み、それを後世の能力者が読み取ることによって明らかになると言わざるを得ません。アカシックレコードとはそのようなものと言えるでしょう。
本項の記述はしかし、今般私達自身に起こりつつあることと大変類似していることに驚かされます。著者アダムスキー氏存命中は未だそのような傾向は薄かったのですが、昨今では皆さまご存知の通り、世界中で少数のグローバル企業があらゆる情報や流通を支配し、富を独占する傾向にあります。私達は常に競争にさらされており、弱肉強食の市場原理こそが正義であるとされる時代になっているからです。
本項が示唆する状況は決して通りレムリアばかりの話でなく、現代の地球文明にも当てはまる部分が多いと言えるのではないでしょうか。
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