ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落198 [2021-02-03]


198 They were a very industrious and active people, highly sensitive and intuitive. They were able to converse with each other through a form of mental telepathy and their actions were mainly guided by the greater intelligence of their being so they were able to obtain marvelous results. They were highly advanced in the science of the cosmos and through their understanding of the laws of action they had a remarkable control over the elements of the earth.
198 彼らはとても勤勉、活発で、高度な感受性を持ち、直観力がある人々でした。彼らは精神的テレパシーの形態を通じて互いに会話することが出来、彼らの行動は彼ら自身の存在のより大いなる知性によってもっぱら導かれていたために、彼らは驚くべき結果を得ることが出来ました。彼らは宇宙の科学において高度に進歩しており、活動の法則の理解を通じて、地球の各元素に対する驚くべきほどの統制を行っていました。




【解説】
失われた太古の文明について、実は現代の私達よりも精神的には大変発達していた民族であったと本項は述べています。実際、著者が宇宙の記憶の書から得た知識でもあり、他惑星人に伝わる地球の歴史の1コマを基に記しているのかも知れません。
いずれにしてもテレパシー能力にも優れたのがレムリアの人達であったようです。即ち、人間が自然や宇宙の摂理を尊重し、それを源泉とするインスピレーションに従う時、調和した社会が実現し、人々と自然との融和が図られるということでしょう。
本文の記述を見ても、如何に現代の私達が自らの欲望と他人との競争に明け暮れ、自らを消耗させているかが分かります。自然の中に創造主の息吹を見出そうとする姿勢が無ければ、殺伐とした社会に陥り、やがては消滅の道を辿ることになると言わなければなりません。


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