ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落195 [2021-01-29]


195 Out of the Book of Memory, which the scriptures tell you shall be opened unto all, we have read the story of Lemuria, that mysterious land which sank beneath the dark waters of the Pacific Ocean.
195 聖書が言う全ての者に開かれるとされる記憶の書から、私達は太平洋の暗い水の下に沈んだ神秘の大陸、レムリアの物語について読んだことがあります。




【解説】
ジェームズ・チャーチワードの「失われた大陸」は日本でもかつてベストセラーになりましたが、著者アダムスキー氏はレムリアこそがこのムー大陸に相当し、かつて太平洋にあった太古の大陸であると示唆しています。
太古の昔の物語は、その痕跡がわずかしか残されていない為に、その真の姿を把握することは容易でなく、とかく神秘が入り込みやすく、また人々を欺く輩も多いものです。しかし、本項で著者が示す「記憶の書」(アカシックレコード)とは、そのようなあいまいなものでなく、具体的に宇宙空間に波動として収められているような記憶のようなものかと思われます。
最近ではパソコンの記憶装置の進化は目覚ましく、小さな装置に数TBもの容量を持つ記憶装置も出回わる時代となりました。今後更なる集積も進ものと思われます。宇宙空間への想念の何らかの記憶状況が今後の研究で明らかになれば、本項で著者が示唆する記憶の書についても理解が深まるものと思われます。



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