ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第18章 段落194 [2021-01-28]


194 In the cosmic book of memory, often referred to as the Akashic Records, there lies the story of action as it has passed through millenniums of time. The ever-active fingers of consciousness have inscribed upon the Primal Essence of the Cosmos the indisputable and indestructible pattern of all motion and manifestation. The history of man as written upon the tablets of stone or upon parchment or paper is but a limited record of existence and is easily lost to the knowledge of future generations, but the Cosmic Record is a permanent structure and he who is able to read therefrom need have no missing pages in the history of life.
194 しばしばアカシックレコードと称される宇宙の記憶の書の中には、何千年もの時を経る行動の物語が眠っています。常に活動的な意識の指先は宇宙の根本的本質の上に疑問の余地なくまた、破壊されることのない全ての行動と創造の現出のパターンを刻み付けて来ました。石板や羊皮紙あるいは紙に書かれた人間の歴史は存続が限られた記録でしかなく、将来の世代の知識に対して容易に忘れ去られるものですが、その宇宙的記録は永久の構造を持ち、そこから読み取ることが出来る者にとっては、生命の歴史において如何なるページも失われることはありません。




【解説】
本項で著者は、宇宙空間には過去の出来事や人間の行動が全て記憶されていることを私達に説いています。人間の記すものは実にはかないもので、紙の文書や石板でさえも多くは時の経過とともに散逸、壊れてしまいます。
しかし、著者が指摘するアカシックレコードは永久に保存され、その扉を開く者は過去の文明の記録を読み取れるとしています。あらゆる想念や印象が宇宙に記憶されるという訳です。
現時点で私達はこの記憶の書にアクセス出来てはおりませんが、私達自身が宇宙と一体になり、その記憶の書に辿り着くことが出来れば、あらゆる知識を手にすることが出来ることになります。地球の過去の歩みを知ることが出来るという訳です。
しかし、これらの能力は決してその能力だけを伸ばしたいとするのは誤りでしょう。様々な能力の高まりの中の一つとして、自然に身に付くものだと考えるべきです。他惑星人が手本を示したように、調和ある発達の中に答えがあるように思うのです。


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