ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第15章 段落163 [2020-12-07]


15 THE LANGUAGE OF THE COSMOS
163 In recent years there has been a greater trend towards the brotherhood of man than ever before in the history of this civilization. The advent of radio, television, etc., have united the world into a common relationship. There has been much discussion among the learned men of every nation regarding the possibility of formulating a common language so that intercourse between peoples of different nations may be facilitated.
第15章 宇宙の言語
163 近年、この文明の歴史の中でこれまで以上に人間の兄弟愛に向けてのより大きな傾向が生まれています。ラジオやテレビその他の到来は世界を共通の関係に結びつけて来ました。異なる国々の人々の間での交流を促進できるよう、共通の言語を形成する可能性に関し、あらゆる国の学者達の間で沢山の議論がなされました。



【解説】
本講座が執筆された1961年当時、既に世界はラジオや新聞等のニュースが普及し、各自の生活の中に世界の出来事が流れ込んで来ていました。しかし、その傾向はそれよりはるか以前から、エスペラントその他の世界共通語の模索活動の中に表れていました。
本項を読んで思い出すことがあります。私が未だ高校生の頃、当時、既にアダムスキー氏は何処かの講演記録の中で、これからは米国英語が世界の共通語になると言明していたことを記憶しております。当時はドイツ語、フランス語等、様々な言葉が言語圏を作っていた頃です。それを知った私は、ドイツ語から米国英語に切り替えて、進学を決めたものでした。その結果は、今日の通り、英語が仕事上でも実質上、世界の共通語になっています。母国語の他に英語を身に付けることが益々重要になる世の中になりつつあると思うのは私だけではないのではないでしょうか。


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