ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第14章 段落151 [2020-11-18]


151 I believe that there is a misconception regarding relaxation. It is often thought of as a state of inertia, and people will be heard to remark, "Oh, I haven't time to relax; my work keeps me busy every minute." If relaxation were truly understood such ones would realize that there is ofttimes much greater relaxation in work than in so-called periods of rest. The law of nature demands purposeful action and if a person is intensely interested in his work he is making of himself an open channel for the free expression of energy which is always waiting to be used. In other words, a person who has lost himself in some particular piece of work forgets to set up the usual mortal resistance to free-flowing energy and so opens himself automatically to its benefits.
151 私はリラクセイションに関しては誤解があると思っています。しばしばリラクセイションは慣性状態のように考えられており、人々は「ああ、私にはリラックスする時間が無い。仕事が休む暇なく忙しくさせている」と言うのを聞くことがあるでしょう。もしリラクセイションが本当に理解されるなら、このような人はいわゆる休んでいる間よりは、しばしば働いている時の方がはるかにリラクセイションにあることに気付くでしょう。自然の法則は目的のある行動を要求しており、もし人が自分の仕事に対して情熱的な関心を抱く場合は、その者は常に使用されるのを待っているエネルギーの自由な表現の為の経路に自分自身を成しているのです。言い換えればある特定の仕事の断片の中に自分を没入させた人物は自由に流入するエネルギーに対する通常の死すべき抵抗を打ち立てることを忘れてしまい、自分自身を自動的にその恩恵に対し開くのです。




【解説】
よく引き合いに出されるのは、パイプのたとえです。私達は自ら何かを生み出すというよりは、宇宙の因から与えられる想念・印象パワーを自らを通して表現する、即ち自分をその経路とするという訳です。
この場合、重要なのは私達は源のパワーの流れに対して抵抗となるようなあらゆる要素を無くして、可能な限り源泉オリジナルのものを表現し、現実世界に見せることです。
丁度、芸術家が寝食を忘れて作品に取り組む中、疲労感は無く、作業を進めて行くような状況です。本項で説く本当のリラクセイションとはこのような状況を言うのです。


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