ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第13章 段落147 [2020-11-12]


147 Success in any endeavor comes not through self-hypnosis but through self-control. The perverted will is the cause of all mortal suffering but that suffering cannot be permanently lessened by a mere suppression of the will through any form of hypnosis. The will and understanding must be united to produce a worthwhile life of service and accomplishment. Emotionalism can very easily produce illusionary effects and lift an individual into a temporary state of ecstacy but it will never bring about the regeneration of the mortal body or the changing of the ego-will to the cause-will which is necessary for an all-inclusive understanding of life and the cosmos. There is but one way, into the sheepfold and that is through the expansion of conscious awareness in the field of understanding and a systematic training of the will rather than the deadening of the will.
147 どのような努力においても成功とは自己催眠を通じてではなく、自己統制を通じてもたらされます。堕落した意志が全ての死すべき苦難の原因ですが、その苦難はどんな形をとるにせよ、催眠からの意志の単なる抑制からでは永久に緩和されることはありません。意志と理解は有意義な奉仕と業績の人生を作り上げる為に統合させなければなりません。感情主義は大変容易に幻想上の諸効果を作り上げることが出来、個人を一時的な恍惚状態に引き上げることが出来ますが、死すべき肉体の再生や生命と宇宙の全包含的理解に必要な自我の意志の因の意志への転換をもたらすものではありません。目的とする羊の囲いには唯一つの道しかなく、それは理解という分野における意識的気付きの拡張を通じてであり、意志を強めるのではなく、意志を系統的に訓練することによるのです。




【解説】
何事も一時的な恍惚・マヒ状態によって達成したものは、後に続けることが出来ません。どのようにしえ、そのような心境に到達し、物事を実現したのかの実体験や記憶がなければそれらの現象は一時的なもので終わってしまいます。
一方、私達に必要なのは、継続的な歩みであり、その後、様々な状況変化の中にあっても、それら新たな環境の中、再び同様な道筋で努力することによって、普遍宇宙の法則の下、再び更により大きな成果を達成できるのは、こうしたこれまでの成功体験をよく覚えているからです。
その為に当時、自分はどのように覚悟し、どう行動したかをしっかり記憶しておけば、今後も同様な道筋で同様な成功体験を得ることは間違いないからです。


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