ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第13章 段落145 [2020-11-10]


145 Some self-acclaimed Truth Centers are using this emotional hypnosis, induced by various methods. Innumerable individuals are testifying to healings but permanent healing or the regeneration of the body must be attained through an understanding of the conditions to be dealt with, and the execution of all actions must be taken in a free and conscious state of will. True faith is not a state of self hypnosis, it is a knowing, a willing of the personal ego will to the guidance of the All Intelligent Cause Will. The Will is the man and if the Will is restricted or held in dominance by another the individual ceases to exist as a thinking, reasoning being. Man must understand the forces of his being and control those forces to bring about the desired effects in his life.
145 幾つかの自称真理センターは、様々な方法で誘導される、この感情催眠を用いています。無数の個々人が癒しについて証言していますが、永続的な癒し或いは肉体の再生は取り扱わるべき条件を理解した中で得られるものであり、全ての行為の実行は自由で意識的な意志状態の中で行われなければなりません。真の信仰は自己催眠の状態ではなく、知っていることであり、個人的な自我の意志が全知の因意志の導きに喜んで従うことです。意志とは人そのものであり、もしその意志が他の者によって制限を受け、或いは支配下に捕捉されるようなことがあれば、その者は考え、推理する存在ではなくなります。人は自分自身の存在の諸々の力を理解し、自分の生涯の中で望ましい結果をもたらすようそれらの力を制御しなければなりません。




【解説】
真に私達が救われる為には、一時的な催眠状態や恍惚状態では達成される筈もありません。何より、日常的、継続的な心境変化、宇宙的理解と実践行動による体験が必要であるからです。そのような一時的な恍惚状態は多くの場合、自分の意志を消滅させて指導者の意志に置き換える為、その後はもはやその本人は自分そのものを失ってしまうことにもなりかねません。危険な行為と言えるのです。
本項はすぐに結果が出るような神秘に向かう傾向に対して、警鐘を鳴らすと同時に、かつて仏陀が説いたように日々の覚醒の中で理解を拡げ、宇宙の法則(法)に沿った生き方を歩めとする教えとなっています。


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