ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第12章 段落135 [2020-10-26]


135 All that man is in reality - is the thought that he is consciously aware of for the moment. Each moment follows the preceding moment and the key, if there be one, is to keep constant vigil over our reactions so that the next thought will be one that we can enjoy entertaining in our mental house.
135 現実における人の全ては、その人がその時、意識的に気付いている想念なのです。各瞬間はその前の瞬間の後を付き従っており、もしカギがあるとすれば、それはその次の想念が私達が自分達の心の家で楽しむことを可能とさせるものであるよう、私達の反応を絶えず見張り続けることです。




【解説】
私達人間の本質は、その者が取り込む時々刻々の想念であると本項は要点を突いています。つまり、私達の人格は生まれてから現在に至るまで身体を通して来た想念が形成したものであるのです。
このことは今後、私達が取り入れる想念をより良いもの、宇宙的な性質のものに転換すれば、私達自身も進化して行くことが可能であることを意味します。即ち、いつでも懺悔し心を改めれば立ち直りの機会が与えられるということです。
そしてもう一つ重要な点は、たとえこれまで正当な進化の道を歩んで来たからと言って、劣悪な想念が入り込ませることを許せば、たちまち奈落の道に落ちることになる訳で、私達は絶えず自分自身に受け入れるべき想念を見張り、チェックする必要があるということです。


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