ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第12章 段落136 [2020-10-27]


136 There is so much bickering over personal opinions, and what does it profit man? Nothing, for it is a consumer of time and energy. This does not mean that there should not be an intelligent discussion about a subject but when the mortal sense mind is quiet and receptive it can see the picture clearly.
136 各自の意見に対してあまりにも多くの口論が為されておりますが、それは人に何の利益をもたらすのでしょうか。何もありません。何故なら、それは時間とエネルギーの浪費であるからです。これはテーマに対する知的な議論をすべきでないと言うことではなく、死すべき感覚心が鎮まり受容的になる時、感覚心は情況をはっきり見ることが出来るということです。




【解説】
多くの場合、私達は議論をうまく進めることが出来ません。各自が自分の意見を曲げず、互いに物別れになるケースが多いものです。その為、協議の機会を設けることすら無駄に思うことも多いものです。
原因は私達自身のメンツ、即ち自我を守ろうとすることにあります。各自が柔和な心境、寛容さを持てなければいたずらに時間を無駄にするだけに終わってしまいます。
私達には皆夫々に本来、同じ時間、同じ恵みが与えられている筈ですが、柔軟性が無くそれを十分に活かせないまま、人生の最後になって成功と失敗の結末の差につながるように思われます。
イエスが言ったように、素直な幼児の心境こそ、私達が常に保持すべきものなのです。


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