ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第11章 段落125 [2020-10-12]


125 Here lies the answer to the question as to the constant urge in the heart of every human to know more about the composition of forms as well as the cause and purpose of action, for it is the Cause Parent impressing the effective child to know more about the vast possibilities so that he may enjoy all that the Father has to give.
125 ここにあらゆる人間の心の中に行動の理由と目的と共に、形あるものの構成について更に知りたいとする絶えざる衝動に対する答えがあります。何故なら、結果である子供が父が与えるべき全てを楽しめるよう、広大な可能性について知りたいとする印象を子供に与えているのは因の親であるからです。






【解説】
私達が心に持つ探求心が実は宇宙の因、両親とも言える存在からもたらされていると本項は説いています。つまりは私達自身から起こっている探求心ではなく、もっと高次な存在からの指導的印象がその源であるという訳です。
これまでの歩みを振り返れば、私達人類の進歩はこうした探求心によってもたらされたことは容易に分かります。もし、私達が怠惰な状態を続けていたなら、文明の進歩は無かったと言えるでしょう。
こうした探求心は一つ一つの物質・物体の構造や仕組みを学ぶ過程で、外観には現れていない不可視な要素を私達は学ぶことになります。今日的に言えば、生物を構成する細胞組織や遺伝物質等々です。それらは肉眼では見ることが出来ませんが、生物界を支配する法則を担うものであることは確かでしょう。その他人体における記憶場所やその復元の仕組み等、多くのメカニズムも次第に明らかになって来ることでしょう。私達はこれら全体の意義や位置づけについて、本項で示唆するような宇宙の因として整理し、理解することが必要かと思う次第です。


第11章 段落124 [2020-10-09] <<  |  >> 第12章 段落126 [2020-10-13]