ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第11章 段落123 [2020-10-08]


123 Not until the teachers understand this can they save anyone or themselves. Many scientists are closer to the second birth than is any so-called spiritual student. One of our greatest scientists made the remark, "When I am fatigued with mental effort and have ceased to ponder over a problem I find that is the time when the truth of the question is most clearly revealed to me." This is a glimpse of the second birth-when the mortal consciousness is released into the hands of the vast consciousness the veil of limitation is rent asunder and truth is vividly perceived.
123 教師達はこのことを理解するまでは、誰もまた自分自身も救うことは出来ません。多くの科学者達はいわゆる霊的学者より、この第二の誕生に近づいています。今日最も偉大な科学者の一人はこのような所見を述べました。「私が精神的努力で疲れ切り、問題について考え込むのを止めた時が、その問題の真理が最も明瞭に現れる時になることは分かっています」。これは死すべき肉体の意識が広大な意識の御手の中に解放される結果、制限のベールが引き離され、真理が鮮やかに知覚される第二の誕生を瞬間的に見ることになるのです。




【解説】
実際、宇宙意識を迎え入れる為には私達はどのような心境を維持するべきか、本項は明確に示しています。即ち、これまでの私達は自我の力に頼って物事に対処して来ました。その結果、多くの誤りや回り道を辿ることになる一方、自我を解放し、本来の宇宙に流れる法則の導きに従えば、瞬時に解決に導かれると著者は私達に説いているのです。
そこには自我の願いや欲求から離れて、無心の心境になる時、初めて解決に至るヒントが宇宙意識からもたらされるのだと説かれています。既に多くの科学探求者が成果を得ているという訳です。
私達も同様にして、宇宙意識を交流したいのですが、それには先ず、現状の苦痛や自我の要求を捨て、自由な心境を自分の中に造り出さねばなりません。その上でもたらされるヒントを受け入れる中で宇宙意識との交流が始まるものと思われます。


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