ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第11章 段落122 [2020-10-07]


122 The second birth does not necessitate the death of any form of consciousness nor the death of the body; it necessitates only the uniting of the two phases of consciousness into the awareness of oneness. The second birth produces unlimited awareness, uniting heaven and earth. The sense consciousness and the all inclusive consciousness become equally balanced and man begins to learn about the Cosmos.
122 第二の誕生は意識の如何なる形式の死も、肉体の死も必要とするものではありません。それは唯一、意識の2つの側面を一体性の自覚の中に統合することだけを必要とします。第二の誕生は無限の気付きを作り出し、天と地とを一つに結び付けます。感覚の意識と全てを包含する意識は互いに等しくバランスし、人は宇宙を学び始めるのです。





【解説】
第二の誕生を迎える為に、現在の意識も肉体も死ぬ必要はないと著者は説いています。おそらくこの言葉はイエスが説いた当時のイエスご自身の言葉を示唆していると思われます。アダムスキー氏の記憶から出た言葉であると思うからです。
即ち、この第二の誕生に当たって、私達は自分の肉体も精神も捨てる必要はなく、只、もう一つの意識、宇宙意識と結合させよと説いているのです。
しかし、次に問題となるのは、もう一つの意識、宇宙意識をどのようにしてその存在を把握したら良いのかということでしょう。宇宙意識の存在こそ、私達が常に関心を持ち、融合の相手として身の回りに探し求める必要があるのです。その為には自我を小さく保ち、その陰に隠されていた宇宙意識の存在を受け入れる努力を続ける必要があるのです。


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