ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第11章 段落120 [2020-10-05]


120 Thus spoke the Christ, to whom Life had revealed her mysteries. This statement has been made the very foundation of religion, but Nicodemus of old, who asked of the Master, "How shall this be? Can a man enter the second time into his mother's womb?"(John 3:4) is not alone in his ignorance of the second birth.
120 生命がその持つ神秘を明かした相手であるキリストがそのように話されたのです。この声明は宗教の基礎とされていますが、年老いたニコデモは、導師に「どのようにすれば、これが為されるのですか。人は自分の母親の子宮に二度目に入ることが出来るのですか(ヨハネ3:4)」と尋ねましたが、それは彼一人がこの第二の誕生について無知であった訳ではありません。




【解説】
私達はこれまでの迷いや苦しみ、恐れから如何に解放されるのか、イエスは私達地球人を導くにあたり、私達に再び生まれ変わることを求めているのです。
そして本文では著者ジョージ・アダムスキー氏もそのイエスの言葉こそ宗教の土台であると説いています。そのように説くのはアダムスキー氏自身がイエスが地球に居た時、イエスの下に従っていた使徒の一人であったとされることにも由来しています。即ち著者アダムスキー氏は過去の記憶から、当時イエスがどのような意図で説いたかを良く知っていたからに他なりません。
確かに現状の私達にとって生まれ変わるということは、一旦は自我を消滅(死滅)させることであり、その後に新しく、大地から生まれ来る存在、自然と調和した存在として生きて行くことを意味する訳で、各自にとって一大転換の覚悟を要求していることでもあるのです。


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