113 The development of faith in man is the growth out of the personality into the impersonal expansion of awareness; from effect to the cause back of all effects.
113 人における信仰の発達は、個としての自分から非個性的な知覚の表現への成長、結果から全ての結果物の背後の因への成長のことなのです。
【解説】
信頼・信仰・信念等々に相当する本章の中心課題であるFaithとは結局、因の世界に個我から抜け出ることにあると著者は本項で結論を私達に説いています。とかく私達は信念と言うと自分の目標の実現を祈る程度の理解でしかありませんが、そもそも本来のFaithとは自我を超えたもの、自分の願望から抜け出たものというのです。
自分の望みでなく自我をあらゆる結果物の因に拡張する中で得る因への信頼こそが私達が学び身に付けるべきもの、Faithだという訳です。
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