ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第10章 段落112 [2020-09-23]


112 At this point you will, of course, say, "But the seed could not grow without the support of the earth, air, water and sun." This is true, but as the seed obeys the command of the Cosmic or Cause intelligence all necessary elements unite to bring it forth. The seed is not commanded to push through the ground in the cold winter months nor does it seek to grow without that urge from within. It waits patiently till it feels that the time for growth has come. What would happen if the seed questioned the urge to grow as man questions new ideas of a broader conception of life that try to impress themselves upon his mind? As the seed by not resisting the urge grows into a beautiful bush, so man, likewise, may be assured that if an idea or desire arises that is impersonal, it is there for a purpose and if acted upon will produce beneficial results. A desire can be kept from manifesting only through the effort of the personal will in resisting action. For the thought or desire is the actual Cause which fathers the outward conditions.
112 この時点で貴方はもちろん、こう言うでしょう。「しかし、種は土や空気、水や太陽の支援無くしては成長出来ない。」このことは真実ですが、種は宇宙の、或いは因の英知の指令に従うため、全ての必要な要素が種の発芽を実現するため、結束するのです。種は寒い冬の月日に地面を貫いて突き進むよう命ぜられることはありませんし、そのような内部からの衝動無くしては成長しようとはしません。それは成長の為の時期が来たと感じるまで忍耐強く待っています。もし種が人間が自分の心に印象付けようとしているより広い生命の新しい概念を疑問視するように、成長への衝動に対して疑問に思ったら、どうなることでしょう。種がその衝動に抵抗することなく、美しい茂みに成長するように、人間も、もし非個人的なアイデアや願望が起こった場合には、それ(訳注:アイデアや願望)は一つの目的の為にそこにあるのであり、もしそれに応じて行動すれば恩恵のある結果を作り出すことでしょう。願望は抵抗的行動をとる個人的意志の影響によってのみ現象化から遠ざけられるのです。何故なら、想念や願望は外側に向けての状況を生み出す実際の因であるからです。




【解説】
先日テレビでサツマイモを水を入れた皿の中に置くと、数日で芽が出てやがて葉を伸ばす程に生長する様子が紹介されていました。またYouTubeではジャガイモに穴を開け、その穴にバラの茎を挿すとバラが芽を出し生長するとしています。
いずれも私自身試したことはありませんが、貯蔵していたジャガイモが芽を出すように、農作物は収穫後も生きていて、いつでも条件が整えば再び生長しようとしていることが分かります。
これらの作物は各々宇宙の法則に従っており、自らが置かれた境遇等を一切気に掛けることなく、自分の使命を全うしようとしているのです。私達はそれらを食べる中で摂取した各々の生命を自らの行動の中に十二分に生かす努力が必要であることは言うまでもありません。結局は私達は他の動植物や鉱物と同じ兄弟として地球という惑星に生きているのです。


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