ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第09章 段落102 [2020-09-07]


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What would this country be today if the pioneers who set sail from lands across the sea had lost faith and courage and spent their days merely dreaming of the new land while their ships remained anchored in the ports of the old world?
102 もし大西洋を横断した大陸から帆を上げた先人達が、信仰と勇気を失い旧世界の港に錨を降ろしたまま、単に新大陸のことを夢見て彼らの時を過ごしていたとすれば、この国(訳注:米国)は今日どうなっていたことでしょう。





【解説】
何事も行動・実践しなければ成果は得られるものではありません。しかし、長年の習慣の中に生きる私達にとって、未知なる新しい世界に一歩を踏み出すには大いなる勇気が必要なのです。
それ故、師は弟子がその一歩を進む時、我が事のように喜び祝福するのです。ましてや放蕩息子の例のように父なる創造主から見れば再び父の元に帰ろうと決心し行動したことはこの上ない喜びであるのです。
同様な意味で、国内外の仏像も、私達が再び宇宙普遍の理の下に自らの生き方を改めようと発願し、行動する姿に対しては、大変暖かく見守っているように思うものです。また更に言えば、最も喜ぶのは各自の中にいる意識・宇宙に繋がる生命活力ではないでしょうか。長年の苦節を経て、今日ふたたび父の下に戻る一歩をしるしたことは、身体全ての細胞に再び生き返らせるほどの歓喜を与えることになるのです。



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