ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落085 [2020-08-13]


8. MAN IS A FOUR SENSE BEING
085
One of the greatest bits of wisdom ever given to man by the outstanding philosophers of all ages is composed of two words: "Know thyself." That one assignment has kept the seekers of knowledge hard at work for billions of years, and it will still be a supreme admonition a billion years hence. It is an eternal study, for man himself is eternal. In that one statement the philosophers have taken in the whole of the Cosmos.
第8章 人は四つの感覚からなる存在
085 あらゆる時代の傑出した哲学者から人類に与えられた最も偉大な英知の小片は二つの言葉から成っています。「Know thyself(汝自身を知れ)」。その課題は知識の探求者を何十億年もの間、勤勉に働き続けさせましたが、またなお、これから10億年も最高の説諭となるでしょう。人自身が永遠であるために、それは永遠の学習なのです。その一つの声明の中に哲学者達は宇宙の全てを取り込んだのです。




【解説】
様々な場面で「汝自身を知れ」という言葉が示されて来ました。その起源のほどは存じませんが、ソクラテスをはじめとする遠くギリシャ文明にも遡るとされています。
しかし、私達はこの言葉の真意を十分には理解して来なかったように思います。これは後世のいわゆる「身の程をわきまえる」等の意味ではなく、はるかに深遠な意味を持っているという訳です。
これまでの学習から私達自身には宇宙的知性を備えた細胞があり、その数、60兆。またその一つ一つの細胞を構成する分子原子自体にも知性がある等、私達を構成する要素は知性に溢れていることを学んでいます。
こうした上に立って、その頂点に位置すべき私達自身には何の記憶も知識もないまま、惰眠をむさぼり、好き嫌いの裁きを下しているのが実状であり、そのことを十分に自覚せよとしているのです。


第07章 段落084 [2020-08-12] <<  |  >> 第08章 段落086 [2020-08-14]