ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第07章 段落083 [2020-08-11]


083
But man must have faith and confidence in the workings of the eternal law; if he has any doubt he will block the condition from appearing. A doubt as small as a mustard seed will keep it from him, but should he have faith as small as a mustard seed he shall have the desired manifestation.
083 しかし、人はその永遠なる法則の作用に対し、信頼と確信を持たなければなりません。もし、どんなものでも疑いがあれば、現出の条件を妨げることになります。カラシ種ほどの小さい疑いは、その者から遠ざけますが、カラシ種ほどの小さい信頼があれば、望んだものの現出を得ることでしょう。




【解説】
しかし、このような素晴らしいアイデアを得たとしても、私達自身の心の中にその実現を阻むもの(いわゆるサタン)が存在します。それは疑いであり、不安感です。よく言われることですが、こうした迷いはその者の行動を抑止し、現状のまま放置しようとするのです。
想念自体の持つ実現力を発揮させる為には、その受け入れに当たって、いささかの疑念もあってはならないのです。イエスのカラシ種のたとえがそれであり、少しの疑いや迷いもあってはならないのです。丁度、フィギュアスケーターが次々に氷上の演技を披露する間、スケーターの心には一瞬の迷いも無いことでしょう。全ては心に流れる高速度な想念の流れに身体各部を従わせ、自らをその完璧な表現者としている訳です。
即ち、一瞬たりとも迷いがなく、次々に流れ来る想念を表現することが芸術性を生むのは、その想念自体が本来、そのような宇宙的な性質をもっているからなのです。


第07章 段落082 [2020-08-07] <<  |  >> 第07章 段落084 [2020-08-12]